■東証1部銘柄は20%が高い
30日前場の東京株式市場は、全般反落。NY株は小高い程度で終わり、上海株式は年初来の安値と伝えられ、全般に手控えムードが漂った。物色は小型軽量の材料株にシフトし、ジーンズメイト<7448>(東1)が3日連続ストップ高。連想買いからライトオン<7445>(東1)も大幅高。シャープ<6753>(東1)は1円高程度ながら3日続けて東証1部の出来高・売買代金1位。東証1部の値上がり銘柄数は328銘柄(約20%)だった。
日経平均は反落。10時にかけて8989円70銭(80円11銭安)まで軟化。前引けは9002円73銭(67円08銭安)。
東証1部の出来高概算は6億1804万株、売買代金は3521億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は328銘柄、値下がり銘柄数は1106銘柄。
また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、食料品、陸運、の2業種のみ。値下がり率の低い業種は、情報・通信、化学、サービス、輸送用機器、ゴム製品、金属製品、など。
一方、値下がり率上位の業種は、鉄鋼、証券・商品先物、パルプ・紙、保険、電力・ガス、不動産、ガラス・土石、海運、などだった。
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2012年08月30日