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2012年08月31日

【株式市場】米国・中国の株安を受け見送り模様の中タカキューなど活況高

■東証1部銘柄は23%が高い

 31日前場の東京株式市場は、全般軟調。NY株の106ドル安に続き、中国株が香港・上海とも軟調で、上海総合指数は連日安値と伝えられたため、主力株は見送りムードに包まれた。中国景気敏感株のコマツ<6301>(東1)は朝方に2日続けて安値更新。同じく鉄鋼株は業績予想の減額修正もあり軟調。キヤノン<7751>(東1)も軟調。半面、材料株物色は活発で、タカキュー<8166>(東1)は2日続けてストップ高。ニトリホールディングス<9843>(東1)も高値を更新。東証1部の値上がり銘柄数は384銘柄(約23%)だった。

 日経平均は軟調。11時にかけて8879円35銭(104円43銭安)まで値を消し、前引けは8884円21銭(99円57銭安)。

 東証1部の出来高概算は、6億5796万株、売買代金は3554億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は384銘柄、値下がり銘柄数は1071銘柄。

 また、東証33業種別指数で高い業種は3業種にとどまり、電力・ガス、海運、医薬品が値上がりしたのみ。
 一方、値下がり率上位は、鉄鋼、鉱業、ゴム製品、非鉄金属、石油・石炭、輸送用機器、電気機器、ガラス・土石、化学、精密機器、などだった。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:53 | 市況・概況