31日前場は、NY株安に加え、上海株式が昨日に続いて安値更新と伝わり、中国景気に敏感とされるコマツ<6301>(東1)が朝方に2日続けて安値を更新し、前引けは1.3%安。東証1部の売買代金2位。ソニー<6758>(東1)は900円を割り込み1.8%安。シャープ<6753>(東1)は昨日に続き出来高・売買代金とも1位の活況となり、出資条件を巡る台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業との協議で郭台銘会長が昨日の午後帰国したと伝えられ9.3%安。
東証1部の値上がり率1位はペガサスミシン製造<6262>(東1)の30.1%50円ストップ高となり仕手色が強く全体相場に手詰まり感が強まったときに登場すると7月18日以来の200円台回復、2位は丹青社<9743>(東1)の9.8%高となり昨日発表の四半期決算が好調で戻り高値、3位は日本エム・ディ・エム<7600>(東1)の8.1%高となり業績好調の期待あり6日ぶり270円台。
タカキュー<8166>(東1)は一時2日連続のストップ高をつけ最近3倍高となったジーンズメイト<7448>(東1)の後継者との見方で7.5%高、三菱食品<7451>(東1)は国内証券2社による投資判断の引き上げがいわれ4.3%高、ダイコク電機<6430>(東1)は業績上ぶれ期待ありと高値更新の3.9%高となった。
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2012年08月31日