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2012年09月03日

【株式評論家の視点】ファミリーマートは成長指針が明確、業績も需給も先高を示唆する状況

■銘柄の見所

株式評論家の視点 ファミリーマート<8028>(東1)は今2012年2月期の8月中間決算で46円の高配当を実施した。株価はその配当落ちにあと一息に迫っており、配当落ち以前の先高感がキープされた状況が続いている。客層の拡大や囲い込み、利用頻度上昇が進むことで既存店売上高が堅調に推移、その上で出店余地の高まりから高水準の出店を継続しており業績は好調だ。

 買収した旧am/pm店舗を順次ファミリーマート店舗に改装・転換しているが順調に業績に寄与、転換費用も一巡する。アナリスト筋では今2月期の営業利益は470億円(前期425億円)に上振れすると見ている。中国(持分法適用会社)ではいよいよ出店加速局面に突入する。

 先行投資負担が重く第1四半期の海外貢献利益は前年同期を下回ったものの、長期的にみて、中国事業の拡大が同社の利益成長を牽引する期待は大きい。直近の取組は8月24日申し込み現在で売り13万株、買い4万株の大幅売り長で、日証金では連日逆日歩が発生している状態態。業績も需給も先高を示しているようだ。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 株式評論家の視点