■銘柄の見所
OBARA GROUP<6877>(東1)が浮上態勢に入りつつある。3月30日の年初来高値1144円から整理局面にあったが7月25日の850円で大底を確認。若干のリバウンドを入れたあとダメ押し場面となり、8月3日の854円で二番底を確認し、以後は定石どおりの戻りトレンド入りとなっている。
同社の中勢波動を振り返ると、リーマンショック後の2008年10月に446円安値に大きく売り込まれた。そこからの安値推移は2009年11月の655円、2010年10月の660円、2011年3月の744円そして今年1月の816円と、着実な切り上げパターンを描いてきた。
8月27日に、今2012年9月期の期末配当を、従来見通しの10円から20円にすると発表した。以後商いも増勢に転じ、株価上昇に欠かせないエネルギーも充填されてきた。今2012年9月期は営業利益35億円と前期比19%の増益が見込まれており、来2013年9月期の見通しと合わせ、業績動向が注目されるところだ(株式評論家・隆盛)
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2012年09月03日