■東証1部銘柄は41%が高い
3日前場の東京株式市場は、全般軟調。米国での金融緩和期待を受けてドル安・円高基調になり、対ユーロでも円が強含んだため、ソニー<6758>(東1)が年初来の安値。三菱商事<8058>(東1)も安値を更新。半面、米国で抗がん剤の承認を発表したアステラス製薬<4503>(東1)は急反発となって高値を更新。個別物色は活発。東証1部の値上がり銘柄数は690銘柄(約41%)だった。
日経平均は軟調。朝方8773円40銭(66円51銭安)まで軟化したあとは底堅く、前引けは8805円26銭(34円65銭安)。
東証1部の出来高概算は7億251万株、売買代金は3709億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は690銘柄、値下がり銘柄数は787銘柄。
また、東証33業種別指数は14業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、金属製品、小売り、保険、不動産、銀行、その他金融、など。
一方、値下がり率上位は、鉄鋼、石油・石炭、鉱業、海運、電力・ガス、電気機器、機械、などだった。
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2012年09月03日