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2012年09月03日

【銘柄フラッシュ】オリコや日本無線が急伸しゴールドウインは一段高

 3日後場は、円高基調の一服と中国株の反発を好感し、コマツ<6301>(東1)三菱商事<8058>(東1)などが一時、堅調相場に転換。鉄鋼株も堅調転換。ただ、大引けは日経平均ともども軟調に転じる銘柄も少なくなく、コマツは0.8%安、京セラ<6971>(東1)は大引け1.2%安。シャープ<6753>(東1)は前週末に続き東証1部の出来高・売買代金とも1位となり、台湾・鴻海精密工業との出資を巡る交渉に強弱対立のまま6.1%安。

 もしもしホットライン<4708>(東1)は民主党と自民党の代表・総裁選を意識し世論調査など選挙関連の思惑が強まり高値更新の5.7%高。朝、米国で抗がん剤の承認を発表したアステラス製薬<4503>(東1)も高値に進んだあと2.6%高。

 東証1部の値上がり率1位はオリエントコーポレーション(オリコ)<8585>(東1)の12.0%高となり前週末の業績予想の増額修正を好感し前引けの3位7.0%高から一段高、2位は前引けと同じくゴールドウイン<8111>(東1)の9.1%高となり8月後半に急騰3倍高となったジーンズメイト<7448>(東1)の後継株との見方があり前引けの7.8%高から一段高、3位にはOKI<6703>(東1)の7.7%高が入り防災関連通信機器に強いとの見方で戻り高値、4位は水戸証券<8622>(東1)の7.5%高となり2週間ほど前から中堅証券の中に有価証券売却による特別利益の発表が相次いだため期待ありと出直り拡大。

 日本無線<6751>(東1)は連日高となって戻り高値を更新し6.6%高、新日本無線<6911>(東1)は動意を強める相場になり5.8%高、資本系列では兄弟会社になり時々材料不明の相場に発展すると思惑買い。

 エス・エム・エス<2175>(東1)は厚生労働省が雇用促進税制などの拡充を要望する方針と伝えられ衣料・福祉関連の人材事業に追い風と急反発の5.3%高となった。

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