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2012年09月19日

【編集長の視点】新和内航海運、安値で始まるも業績再々上方修正に割負け修正余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 新和内航海運<9180>(JQS)は、6営業日ぶりに商いが成立し、10日終値に対して13円安の394円と反落し、8月20日につけた年初来安値を下回っている。中国の反日デモ激化で海運株全体が、中国関連の景気敏感株として波乱展開していることが響き安寄りしたが、同社は、内航海運株として海運株のなかでも今3月期業績を3回も上方修正する異色の業績高変化株となっており、この安値には割り負け修正余地が大きい。

 同社は、今年7月、8月と今3月期第2四半期(2Q)累計業績を2回上方修正したが、連休前の14日に2Q累計業績の再々上方修正とともに、今度は3月通期業績も上方修正し、通期業績の減益転換率を縮小させた。

 3月通期業績は、期初予想より売り上げを3億7500万円、経常利益を5500万円、純利益を8700万円それぞれ引き上げ、純利益は、5億500万円(前期比27%減)と減益転換率を縮める。

 2Q累計業績は、セメント関連貨物、鉄鋼原料、石炭火力発電所の高稼働に伴う石炭などの輸送増で2回上方修正したが、これに加えて船舶修繕費などの売上原価が減少して3回目の上方修正をしており、つれて3月通期業績の上方修正にも踏み切った。

 株価は、値付き難のなか2Q業績の上方修正にも反応は限定的で400円台下位での底もみを続けてきた。PER9倍台、PBR0.7倍の割り負け修正で年初来高値520円奪回の目も出てくる。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:35 | 編集長の視点