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2012年09月26日

【株式評論家の視点】タツタ、2Q利益進捗率65%、スマホ向け好調で今期再増額も

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 タツタ電線<5809>(東1)の人気が高い。9月14日に692円の年初来高値を示現、以後は調整局面なのだが、高値以降の安値は9月19日の647円。高値から7%の下げとなるが、その後はすかさず戻りに転じ、692円の高値はいつでもクリアできる水準に位置している。

 スマートフォン向けを主とする導電機能性材料需要の売上げ増が評価のポイント。売上げが期を追って増加、業績が躍進期を迎えている。そのため、今2013年3月期の第1四半期は営業利益11億8700万円と前年同期比81%の増益を確保。それを受け9月中間決算の営業利益を13億円から18億円(前年同期10億9400万円)へ増額、同様に通期の営業利益も25億円から34億円(前期33億4600万円)に引き上げた。

 しかし、中間決算に対する進捗率は65%に達している。そのため、増額に積み残し感が強く、市場では再度の増額を織り込みにかかり始めている。直近9月21日現在の取組は売り残140万株、買い45万株の大幅売り長状態。かつ日証金では連日逆日歩が発生している。再度高値更新に進むようだと、売り方の買い戻しが本格化するものと思われる。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:46 | 株式評論家の視点