
今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益4億9700万円と、前年同期比17.1%の減益決算となった。通期では営業利益24億円、前期比5.4%増の見通しが据え置かれたが、やや軟調なスタートとの見方から小口売りに押され、8月23日には5000円まで売り込まれた。
3月高値に際しては電子記録のデータを解析し関係あるデータのみを取り出すことができる「フォレンジック」システム関連として注目された。それとともにディスカバリ(証拠開示)支援サービスの拡大も続いている。グローバル化の進展に伴い、日本の企業が米国を係争地とする訴訟に巻き込まれるケースも急増しており、同社のディスカバリへの需要も着実な増加を示している。まさに時代の流れを帆に一杯受けている存在。
アナリスト筋では今期の大幅増額、来期の連続大幅増益を想定する声が強い。今後成長性評価の動きが高まる方向となろう。1万円相場が大いに期待される(株式評論家・隆盛)
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