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2012年09月28日

【株式評論家の視点】大和小田急建設は「新エネルギー関連」視点での見直しを待つ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 大和小田急建設<1834>(東1)は3月12日の年初来高値230円からの調整局面。6月5日の169円の安値で底打ちかに見え、6月26日には198円のリバウンド高値を見せたが、その後は再び売り直され、9月11日の154円で本当の大底を確認、現在はそこからの戻り過程。

 今2013年3月期の第1四半期は営業損益が6億9000万円の損失となったが、これは季節的な要因もあり、前年同期の7億8400万円の損失から見ると、業績はかなり改善している。ただ、この実績で先行き不安感が広がり売り物が先行、9月11日に154円まで売られる要因となった。

 しかし会社側では通期の営業利益7億8000万円、前期比184.3%増という、大幅増益見通しには変更を加えていない。そうした後半の利益回復についての認識が高まるにつれ株価も戻りを鮮明にし始めている。筆頭株主の大和ハウスが風力発電に注力し始めたが、大和小田急建設はそのプラント建設を手掛けており、新たな視点からの見直しも可能になってきた。PBR0.3倍は株価の絶対的な割安感を示している。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 株式評論家の視点