4日後場は、本日からの日銀・金融政策決定会合で脱デフレ策への期待が強まり、住友不動産<8830>(東1)が4.0%高となって高値に迫り、タカラレーベン<8897>(東1)は10.6%高となり高値を更新。円安基調を好感し、売買代金1位はトヨタ自動車<7203>(東1)の3.0%高。自部品株、タイヤ関連株も堅調。
本日、新規上場となったタンクコンテナ輸送の日本コンセプト<9386>(JQS)は公開価格1020円に対し、9時20分に938円で売買が成立、上値は977円で、後場は876円まで軟化し、終値は891円。
東証1部の値上がり率1位は昨日に続きソースネクスト<4344>(東1)となりセキュリティソフト需要などに期待と需給相場を強め2日続けてストップ高の37.9%高、2位は前場と同じイズミ<8273>(東1)の23.0%高となり四半期決算好調で増配と自社株買いも好感し高値を更新、3位にはイー・アクセス<9427>(東1)の17.9%ストップ高が入りソフトバンク<9984>(東1)による買収を材料に一時ストップ高を含めると4日連続、4位はタカラトミー<7867>(東1)の12.3%高となり「ポケモン」を欧米などにも拡大と伝えられ急反発。
リブセンス<6054>(東1)は派遣法の改正により求人サイトに注目とされ出直り急の10.8%高、タカラレーベン<8897>(東1)は太陽光発電付きマンションで知られスペインの太陽光発電企業の進出に触発されて不動産株高に乗った形になり高値更新の10.6%高。
マルヤ<9975>(東2)はゼンショーホールディングス<7550>(東1)によるTOB(公開買い付け)を材料にストップ高の45.5%高。ゼンショーHLDは堅調小反発の0.6%高だった。
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2012年10月04日