■東証1部銘柄は53%が高い
5日前場の東京株式市場は、全般堅調。日銀の政策会合(4〜5日)で追加緩和や脱デフレ策の推進に期待があり、新日鐵住金<5401>(東1)が堅調で出来高1位。香港株が高く、海運・非鉄株も高い。ただ、円安基調にもかかわらず、トヨタ自動車<7203>(東1)は9月の中国市場での販売台数が4割減と伝えられ軟調。キヤノン<7751>(東1)は朝方高かったものの、引き続き取引関係のある米ヒューレット・パッカードの業績ダウン観測が重荷で軟調。イー・アクセス<9427>(東1)はソフトバンク<9984>(東1)による完全子会社化を材料に5日連続ストップ高気配。東証1部の値上がり銘柄数は888銘柄(約53%)。
日経平均は続伸。朝方に8880円23銭(55円64銭高)まで上げ、前引けは8861円95銭(37円36銭高)。
東証1部の出来高概算は6億4831万株、売買代金は3924億円。1部上場1680銘柄のうち、値上がり銘柄数は888銘柄、値下がり銘柄数は542銘柄。
また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、値下がり率上位の業種は、海運、非鉄金属、鉱業、保険、化学、食料品、機械、ガラス・土石、水産・農林、鉄鋼、石油・石炭、など。
一方、値下がり率上位の業種は、空運、小売り、輸送用機器、精密機器、などだった。
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2012年10月05日