『トラブルのないことは良いことなのだが』=都内で近所とのトラブルから殺人事件が起きてしまった。近いが故に親しさが逆になると憎しみに変わってしまいます。近隣とのトラブルは都会型では、「音」、「臭い」、「水」が大半を占めているという。地方型では、「境界線」や「面子」のことが多いようだ。
隣の樹木の枝が境界線を越えて邪魔なので勝手に切ったとか、こちらの庭に頭を出した竹の子はとってよいのか、といったことはよく聞く話だ。個人ベースでこの状態だから竹島、尖閣をめぐる国家間の領土問題もくすぶり続けるはずである。
証券界はというと証券会社と個人の間の売買をめぐるトラブルは昔に比べると大きく減った。今は年金運用問題など運用機関と企業間等のトラブルが増えている。今のマーケットは個人との関係は冷え切っている。個人のトラブルが増えるくらいマーケットが活況になってもらいたいものだとの嘆きの声も聞かれる。
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2012年10月12日