■東証1部銘柄は60%が高い
12日前場の東京株式市場は、全般反発。対ユーロでの円相場が101円台に入る円安基調になり、ホンダ<7267>(東1)が1.9%高となるなど、自動車株が全体に反発。引き続き「ノーベル生理学・医学賞」関連株も活況で、コスモ・バイオ<3386>(JQS)やタカラバイオ<4974>(東マ)が急伸。また、パソコン(PC)の遠隔操作で第三者になり済ます書き込み事件を材料に本日はネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)が急伸ストップ高。
東証1部の売買代金1位はソフトバンク<9984>(東1)となり、米社の巨額買収観測が消化難で急落。東証1部の値上がり銘柄数は1010銘柄(約60%)だった。日経平均は小反発となり、前引けは8546円96銭(18銭高)。
東証1部の出来高概算は9億1047万株、売買代金は7025億円。1部上場1681銘柄のうち、値上がり銘柄数は1010銘柄、値下がり銘柄数は459銘柄。
また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、不動産、保険、非鉄金属、輸送用機器、石油・石炭、ガラス・土石、食料品、その他金融、電気機器、など。
一方、値下がり率上位の業種は、情報・通信、電力・ガス、空運、小売り、などだった。
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2012年10月12日