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2012年10月12日

【編集長の視点】BMLモミ合い上放れ年初来高値視野、2Q接近で業績期待強まる

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ビー・エム・エル<4694>(東1)は、44円高の2085円と続伸し、7月18日につけた年初来高値2198円を視野に捉えている。11月12日予定の今3月期第2四半期(2Q)累計業績の発表を前に、今3月期通期純利益の2期ぶりの過去最高更新を見直しディフェンシブ関連の割安株買いが増勢となっており、今期から推進している積極的な第5次中期経営計画も株価材料視されている。

 同社の今期業績は、売り上げ950億円(前期比3%増)、経常利益70億円(同33%増)、純利益37億円(同54%増)と増益転換が予想され、純利益は2011年3月期の過去最高(35億9400万円)を更新する。

 医療情報システムでは昨年4月に投入した新型電子カルテル「クオリス」が堅調に推移し、臨床検査事業では北海道・九州地域で進めているM&A・アライアンス戦略により新規取引先を拡充、クリニック市場や病院市場の新規開拓を継続、事業地域基盤の拡大を図ることが業績を押し上げる。今年8月発表の第1四半期業績は、経常利益が、前年同期比24%増と増益転換しており、2Q累計業績への期待を高めている。

 また同社は、今期から第5次中期経営計画を推進、最終年度の経常利益は83億円、純利益は44億円と積極的な数値目標を掲げており、高成長が続くことになる。

 株価は、今期純利益の過去最高更新予想で年初来高値をつけ、2000円台固めの高値調整を続けてきたが、PERは11倍台、PBRは0.9倍と割安である。高値奪回から昨年5月高値2345円が次の上値ターゲットに浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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