12日前場は、引き続き「ノーベル生理学・医学賞」関連株が活況で、コスモ・バイオ<3386>(JQS)が一時ストップ高となり、前引けも22.3%高。タカラバイオ<4974>(東マ)は13.7%高。また、パソコン(PC)の遠隔操作で第三者になり済ます書き込み事件を材料に、本日はネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)が急伸ストップ高の18.7%高。また、円相場が対ユーロで101円台に入る円安基調になり、トヨタ自動車<7203>(東1)が1.9%高となるなど、自動車株が全体に反発。
ソフトバンク<9984>(東1)は、米社の巨額買収観測が消化難になり、16.0%安で東証1部の下落率1位。ただ、売買代金は連日1位、出来高は2位。
東証1部の値上がり率1位はガリバーインターナショナル<7599>(東1)の8.5%高となり9月の中古車登録台数(軽自動車除く)11カ月連続増加を好感、2位はエンプラス<6961>(東1)の6.4%高となり自動車株の反発を好感、3位は山陽特殊製鋼<5481>(東1)の6.2%高となり旧・新日本製鐵と旧・住友金属工業の合併によって思惑ありと出直り拡大。
昭和電線ホールディングス<5805>(東1)は携帯の高速通信インフラ整備関連とされて5.5%高、高島<8007>(東1)は北海道など冬に向けた電力事情と石炭の関連を思惑材料に5.4%高となった。
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2012年10月12日