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2012年10月12日

【株式市場】タカラバイオなどノーベル賞関連株の活況続き鉄鋼株など中国関連株も堅調

■東証1部銘柄は50%が高い

 12日後場の東京株式市場は、弱もみあいに転じ小動き。円相場が対ドル、ユーロとも強含みになり、キヤノン<7751>(東1)が前場のジリ高基調から横ばいに転換。自動車株も前場の水準からは値を崩して推移。ただ、鉄鋼株やコマツ<6301>(東1)などの中国景気敏感株はジリ高基調。タカラバイオ<4974>(東マ)など「ノーベル生理学・医学賞」関連株も引き続き活況高。ソフトバンク<9984>(東1)は米携帯大手の巨額買収観測が消化難で東証1部の値下がり率・売買代金とも1位。東証1部の値上がり銘柄数は839銘柄(約50%)だった。

 日経平均は小幅続落。後場は徐々に軟化し、一時8516円11銭(30円67銭安)まで下げ、終値は8534円12銭(12円66銭安)。

 東証1部の出来高概算は、オプションのSQ算出日の割に増えず、17億3194万株、ただ、値がさ株に売買がシフトした形になり、売買代金はやや増加し1兆2434億円。1部上場1681銘柄のうち、値上がり銘柄数は839(前引けは1010)銘柄、値下がり銘柄数は650(前引けは459)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けも28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、保険、食料品、ガラス・土石、不動産、非鉄金属、海運、その他金融、建設、石油・石炭、機械、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、情報・通信、パルプ・紙、空運、小売り、などだった。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40 | 市況・概況