■東証1部銘柄は56%が高い
16日前場の東京株式市場は、全般続伸。円相場が対ドル、ユーロとも円安基調になったため、トヨタ自動車<7203>(東1)やソニー<6758>(東1)が堅調。タカラバイオ<4974>(東マ)は4日連続ストップ高となり、免疫生物研究所<4570>(JQG)もストップ高など、「iPS細胞」関連銘柄は依然、活況高。また、米国の携帯大手買収を正式発表したソフトバンク<9984>(東1)は、増資を行なわないとしたため急反騰となり、出来高・売買代金とも1位の10.8%高。東証1部の値上がり銘柄数は948(約56%)。日経平均は続伸基調となり前引けは8658円82銭(80円89銭高)。
東証1部の出来高概算は7億2597万株、売買代金は5092億円。1部上場1681銘柄のうち、値上がり銘柄数は948銘柄、値下がり銘柄数は476銘柄。
また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報・通信、証券・商品先物、海運、その他金融、繊維製品、小売り、空運、ガラス・土石、銀行、など。
一方、値下がりした業種は、石油・石炭、食料品、鉱業、輸送用機器、だった。
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2012年10月16日