宝ホールディングス<2531>(東1)は16日の後場、高値を更新する相場に発展し、14時過ぎに611円(28円高)まで上げた後も600円台で強調推移。連結子会社のタカラバイオ<4974>(東マ)が本日で4日連続のストップ高となり、京都大学・山中教授の「ノーベル生理学・医学賞」受賞を契機に急動意となった10月9日から1週間で2倍以上の値上がりになったことが材料視されている。PERは20倍台後半のため割高感が強いものの、信用売り残に逆日歩が乗り、買い戻しが発生しやすいため、心理的には需給妙味が上回るようだ。
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2012年10月16日