17日前場は、円相場が対ユーロで103円台の円安となり、ソニー<6758>(東1)が2.1%高、パナソニック<6752>(東1)は500円台を回復し2.4%高。自動車株も軒並み高く、東日本旅客鉄道<9020>(東1)も高値に進み1.0%高。ソフトバンク<9984>(東1)は一昨日までの急落から2日続けて大きく戻し、売買代金1位、出来高2位で3.3%高。
一方、物色が輸出関連株や主力株に移ったためか、「iPS細胞」「再生医療」関連株は高安入り乱れ、昨日まで6日続伸のコスモ・バイオ<3386>(JQS)は一時ストップ安。
東証1部の値上がり率1位はフジミインコーポレーテッド<5384>(東1)となり業績予想と配当予想の増額修正を好感しストップ高まで1円に迫り299円高の1417円26.7%高、2位は明和産業<8103>(東1)の12.6%高となり4月に仕手筋介入の実績がありPER割安で期待再燃の様子、3位には酒井重工業<6358>(東1)の11.3%高が入り増益幅の一段拡大観測があるとかで出直りを拡大、4位はサクサホールディングス<6675>(東1)の9.9%高となりパソコン遠隔操作事件を受けてセキュリティ機器に注目とされ出直り拡大。
富士紡ホールディングス<3104>(東1)は冬物下着シーズン銘柄で逆日歩状態のため買い戻し高とされて9.3%高、タカラレーベン<8897>(東1)は首都圏の9月のマンション動向が同社の価格帯に有利な状況とされて6.3%高となった。
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2012年10月17日