■「モバポタ for Shop」サービスを12月6日から開始
システムインテグレータ<3826>(東マ)は14日、スマートフォンなどのモバイル向け店舗WiFiポータルサイトが簡単に構築・運用できるクラウドサービス「SI Mobile Portal」(略称モバポタ)の提供を開始することを発表した。
まず、第一弾として「モバポタ for Shop」のサービス提供を12月6日から開始する。
「モバポタ」は同社が独自に開発したコンテンツ・マネージメント・システム「SI Vertical CMS」をベースに、必要なコンテンツを選択するだけでWiFiポータルサイトを簡単に作ることが出来るサービス。WiFiポータルサイトは米国大手クラウドである「Salesforce.com」上に作成され、クラウドサービスとして提供する。第一弾として提供を開始する「モバポタ for Shop」は、小売業向けポータルサイト構築・運用サービス。
小売業の店舗ポータルサイトでは、商品情報やお買い得商品、売れ筋ランキングなどのコンテンツは鮮度が重要である。そのため、「モバポタ for Shop」ではコンテンツ情報を店舗管理システムやeコマース(電子商取引)システムから自動取り込みできるような標準API(アプリケーションインターフェイス)を用意し、店舗での手作業を必要としない形態で運用することが出来る。
また、「SI Vertcal CMS」を使ってコンテンツの入れ替えが出来、季節に合わせた模様替えやキャンペーンの実施、クーポンの発行などが、コンピュータ知識を必要とせず店舗で行うことが出来る。
「モバポタ」はプラットフォーム(CMSとクラウドの基盤)と標準コンテンツにより、目的別コンテンツを増やすことで、様々な分野で利用が可能。今後はレジャー施設向け「for Amusement」、美術館、博物館向け、「for Art」、行政機関向け「for Goverment」などへのサービスを拡張指定行く予定。また、多言語対応もしているので、外国人旅行者に対しても情報提供が可能。「モバポタ」は海外でもニーズと大きな市場があり、日本市場でのスタートに続き今後は海外市場に対しても展開していく予定。
来年度20社導入を目標として、3年後には5億円の売上を目標に掲げている。
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2012年11月16日
システムインテグレータ WiFiポータルサイト構築・運用クラウドサービスを提供
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