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2012年11月16日

【アナリストの眼】第一商品株価に出番近い、金融緩和で金価格上昇含み

<業績&株価分析>

アナリストの眼 商品先物取引大手の第一商品<8746>(JQS)の株価は、安値圏でのモミ合い展開が続いているが、世界的な金融緩和などで金先物価格が上昇傾向を強める可能性があり、株価も強基調に転換する可能性があるだろう。

 今期(13年3月期)第2四半期累計(4〜9月期)業績(非連結)については、11月2日に会社予想を下方修正して、9日に決算を発表している。売上高は前年同期比43.7%減の27億92百万円、営業利益は6億13百万円の赤字、経常利益は5億30百万円の赤字、純利益は3億69百万円の赤字だった。金先物市場で第1四半期(4〜6月期)の価格が調整局面だったことに加えて、取引高低迷の影響を受けた。

 通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比21.8%増の98億10百万円、営業利益が同2.5倍の32億10百万円、経常利益が同95.5%増の34億20百万円、純利益が同2.3倍の20億98百万円の大幅増収増益見込みとしている。金先物市場の動向次第だが、世界的な金融緩和の流れなどを背景として、金先物価格の堅調な推移や取引高の増加が期待されるとしている。

 なお5月1日に発表した自己株式取得(取得株式総数の上限10万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間5月1日〜10月31日)については、買付株式数8300株、買付総額303万2500円で終了した。

 株価の動きを見ると、9月下旬以降は概ね安値圏の320円〜350円近辺のレンジでモミ合う展開が続いている。第2四半期累計の下方修正発表直後に売りが優勢になったが、足元では売りが一巡した模様で下値をやや切り上げている。15日の終値335円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS135円82銭で算出)は2〜3倍近辺、予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は6%近辺、実績PBR(前期実績のBPS580円55銭で算出)は0.5倍台となる。

 週足チャート見ると26週移動平均線が依然として抵抗線の形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、モミ合いから上放れの兆しを見せている。高配当利回りであり、国内の金融緩和期待も支援材料として強基調へ転換の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | アナリストの眼