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2012年11月29日

【株式評論家の視点】モミ合い煮詰まる日本エム・ディ・エム、高齢化関連で中期妙味

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は次第に上値の売り物が細りつつあり、出直り相場へのタイミングが熟しつつある。人工股関節臼蓋形成用カップ、フェモラルヘッドの薬事承認を取得したと発表したことが買い材料になり、7月12日に318円の高値を示現した。その後は戻り待ちの売り物に上値を抑えられる展開が続いていたが、そうした需給が改善に向かいつつある状況だ。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約の終了、国内の償還価格引下げによる影響などで、今2013年3月期の9月中間決算は営業損失が2億2900万円(前3月期は決算期変更のため前年同期の比較なし)と低調だった。しかし、通期では営業利益7億円(前期は10ヶ月決算で3億4200万円)と好調な見通しだ。ずれ込んでいた新製品の発売が開始となることなどが要因。

 PBRは0.6倍と割安感は十分。日本人の骨格に合った骨接合製品を発売すると報じられたことを手掛かりに、昨年12月26日には363円の高値を示現しており、ここからの天井は高い。国内の骨接合製品市場は高齢化の進展に伴い拡大が見込めるとあって、株価のバックボーンは成長を評価する流れだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 株式評論家の視点