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2012年11月29日

【株式評論家の視点】カイオムは個人の買い活発、上昇トレンド途上との見方が強い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 カイオム<4583>(東マ)が早くも切り返しの態勢に入ってきた。同社は独自の創薬基盤技術であるADLib(アドリブ)システムを核として、抗体医薬品の研究開発支援及び研究開発等を進めている。

 そのアドリブシステムについて、研究開発が当初計画よりも早期に進捗していると発表、それを契機に収益寄与への期待から急上昇に転じ、11月27日には4500円の高値を示現した。翌日、28日は大幅反落したが、すかさず個人投資家の押し目買いが流入し、なお上昇トレンドの途上との見方が強い。

 今2013年3月期の9月中間決算は営業損失2億2500万円(前年同期4800万円の損失)と低調だった。しかし、通期に付いては営業利益9000万円(前期700万円の損失)と黒字計上が見込まれている。

 今回発表のシステムの使用により、従来は3ヵ月から半年程度必要としていたモノクローナル抗体の作製が、1週間程度まで大幅に短縮されるという。システムは今期中の完成を目指すとしているだけに、来期以降の展開に期待がかかる。山中教授のノーベル賞受賞を契機に、バイオ関連株は新たな成長株との認識が強まっている。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:09 | 株式評論家の視点