
前期の売上伸長に大きく寄与した脱毛器「no!no!HAIR」が、2009年の販売開始から3年が経過し需要が一巡したため、店販部門を中心に当初計画を下回る販売となったことが要因。しかし、痩身アイテム「加圧エクサ」シリーズが直販部門を中心に好調に受注を増やしているほか、定番のミネラル化粧品「オンリーミネラル」が堅調に推移。
さらに、痩身器具の「アセチノセルビー」が通販部門で増加傾向にある。そのため、通期の業績については営業利益21億2800万円と前期比17.5%増の見通しを据え置いている。
東南アジア市場では経済成長を背景に、今後は美容健康機器の需要は大きく伸びるものと見られている。しかも美容家電は日本企業が圧倒的にリードしている分野。同社の基本的な成長路線は揺るがない。12月14日に決算発表が予定されており、そこらあたりからアク抜け人気が高まる方向だろう。(株式評論家・隆盛)
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