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2012年11月30日

【編集長の視点】三栄建築は連続最高純益更新を予想、PER5倍台の割安修正買い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 三栄建築設計<3228>(東1)は、2円高の727円と小幅ながら4日続伸したあともみ合いを続けている。今期業績の11期連続の増収・経常増益予想、純利益が、連続して過去最高を更新することを見直し割安株買いが増勢となり、利益確定売りも交錯しているが、消費税引き上げ前の駆け込み需要思惑も底流している。

 同社の今8月期単独業績は、売り上げ558億7700万円(前期比14%増)、経常利益54億5500万円(同11%増)、純利益30億円(同10%増)と予想され、今年10月に設立した子会社を含む連結業績でも、純利益は30億6600万円と見込んでいる。

 地盤の都心エリアで、都市ビルダーとして技術的な優位性を誇る木造3階建ての企画、設計力・施工監理力を活かしてリーズナルな価格帯で物件供給数を増加させ、設立した子会社では、郊外エリアを中心にツーバイフォー工法の分譲戸建商品を供給して新市場を開拓することが業績続伸要因となる。

 株価は、今年8月の東証1部指定替えに際して実施した新株式発行(発行価格748円)・株式売出しが響いて698円と売られ、東証株価指数(TOPIX)算入とともにTOPIX連動型ファンドの買い増しなどで800円台にタッチして1株純資産723円水準で約半月間の日柄調整をほぼ終了している。PERは5倍台と超割安で、まず1部指定替え後高値801円奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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