■日立の「KeyMobileMSD」、GMOの「マネージドPKI Lite」、JMASの「KAITO」のセキュリティ製品を連携
GMOクラウド<3788>(東マ)は29日、子会社のGMOグローバルサインと日立製作所、そして社団法人日本能率協会(JMA)グループのシステムインテグレーターであるJMASの3社は、スマートフォンやタブレットPCといったスマートデバイスの認証強化に関する事業で協業することで合意したと発表。
具体的には、スマートデバイスでハードウェアによる耐タンパ性(物理的あるいは論理的に内部の情報を読み取られることに対する耐性)に優れたPKI認証(認証局が発行する公開鍵が収められた電子証明書にて認証する仕組み)を実現する日立のモバイル認証デバイス「KeyMobileMSD」と、GMOグローバルサインのクライアント証明書(デジタルIDの一種)発行・管理サービス(ASP型認証局)「マネージドPKI Lite」、そして、JMASのスマートデバイス向け高セキュリティWebブラウザ「KAITO(カイト)」の3社のセキュリティ製品を連携させる。
今後、日立システムズなど、セキュリティソリューションの開発や提供を行う企業と連携し、スマートデバイスをビジネスで安全に利用するために有効な、高いセキュリティ機能を実現するAndroidTM端末向けモバイルセキュリティソリューションを提供していく予定。
最近、スマートフォンやタブレットPCなどのスマートデバイスが急速に普及しているが、どこからでもネットワークへアクセスできる機動力や使いやすさ、および、私有のスマートデバイスを業務に活用するBYOD(Bring Your Own Device)による、コスト低減、生産性向上、ワークスタイル変革などへの期待から、企業で利用するモバイル端末としてスマートデバイスを活用したいというニーズが高まってきている。しかし、スマートデバイスは手軽で持ち運びが便利な反面、紛失や盗難、不正アプリのインストール、なりすましによる社内システムへの不正アクセスといった情報漏えいのリスクも高くなることが懸念されるため、セキュリティ対策をいかに高められるかが課題となっている。
日立の「KeyMobileMSD」は、耐タンパ性に優れたICチップを搭載したmicroSDカードサイズの認証デバイスで、ICチップ内にクライアント証明書や秘密鍵を格納し、ICチップ内で電子署名処理を行うことにより、なりすましを防止する。また、GMOグローバルサインの提供するクライアント証明書発行・管理サービス「マネージドPKI Lite」は、ASP型の認証局ホスティングサービス。安価で専門知識を必要とせずに自社内でクライアント証明書の発行・管理ができることから、中小企業へも導入が進んでいる。そしてJMASの「KAITO」は、URLフィルタリング機能などに対応した高セキュリティWebブラウザで、これまでAndroidTM搭載端末では利用が難しかったクライアント証明書を「KeyMobileMSD」と連携して利用することが可能。
これら、強みがあるセキュリティ製品を活用したセキュリティソリューションを導入することで、高いセキュリティで本人認証を実現。さらにAndroidTM OSを搭載したスマートデバイスのハードウェアによるPKI認証の実現やSSL相互認証(クライアント認証)による暗号化通信がスピーディに実現できる。これにより、なりすましなどによる業務システムへの不正アクセスを防止することができる。また、業務外の一般サイトの閲覧を禁止したり、不正アプリのインストールによる情報漏えいを防止したりするなどのセキュリティ機能をAndroidTM OSを搭載したスマートデバイスに実装することができる。
今後3社は、スマートデバイスをビジネスで安全に利用するために必要な機能を強化するとともに、日立システムズをはじめとした各種セキュリティソリューションを提供するベンダーと連携し、AndroidTM端末向けのスマートデバイスソリューションを提供していくなど、スマートデバイス向けのセキュリティソリューション事業の拡大を図っていく。
なお、今回発表した3社の協業については、12月17日に日立ハーモニアス・コンピテンス・センター(品川)にて開催する「スマートデバイスをセキュアに利用するためのセミナー」(主催:株式会社日立システムズ)において、デモンストレーションを交えて紹介する。
URL: http://www.hitachi-systems.com/seminar/2012/12/1217.html
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2012年12月02日

































