
11月13日に好決算を発表しているが、これも評価されずじまいで推移している。今2013年3月期の9月中間決算では、営業利益8億6500万円(前年同期は6300万円の損失)を確保した。今期のスタート時の予想3億6000万円が第1四半期決算発表に7億7000万円引き上げられ、着地はさらにそれを上回る上振れ着地となった。
その上で増額された通期の数字は9億9000万円から10億円へわずか1000万円の増額である。操業度の低下により売上げがダウン、利益面でも一部工事の採算の悪化が見込まれるため、前回予想を下回ると会社側は想定している。しかし、数字的にはやや現実味に乏しい。今年1月20日には1150円の超高値を示現しており、値幅取り人気が復活の気配が濃厚だ。(株式評論家・隆盛)
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!