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2012年12月04日

【株式評論家の視点】JTは8月16日の高値挑戦、内需輸出型として評価高まる方向

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 JT<2914>(東1)は41円高の2427円まで上げて8月16日の高値に挑戦の態勢に入ってきた。財務省が11月16日に、政府が保有する同社の株式について、年内の売却を見送ることを明らかにしたことをきっかけに、もみ合い離れに進んだ。早期の株式売却による需給悪化が遠のいたことが好感されたもの。

 上離れた後も強調を持続しているが、個人投資家の参戦が活発化していることが背景。カラ売りの積み上がり、信用買い残の急減などで、11月22日申し込み現在の取り組みが売り残134万株、買い残57万株と大幅売り長に転換した。買い残は1週間で約50万株もの急減となっており、大幅な現引きが行われたものと推定され、思惑人気を高める要素となっている。

 今2013年3月期の9月中間決算は営業利益2655億円と前年同期比25%の増益を達成。通期でも営業利益は4930億円と、前期比7%増益が見込まれている。2011年度の世界でのタバコシェアは8.7%に達しており、内需型輸出関連株としての評価が着実に高まりつつある。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:26 | 株式評論家の視点