
公認会計士講座の受講者の減少が業績低迷の要因だが、一方で、景気低迷から公務員の受験ニーズが強まっている。地方公務員を目指す動きが顕在化するとともに、競争激化から大学2年生から受験対策を始める大学生が増えており、同社にとってフォローの風が吹いている。
9月中間決算では売上原価が70億8200万円と前年同期の75億3400万円から低下、販売費及び一般管理費も同じく40億4800万円と前年同期の43億4600万円から減少している。公認会計士講座の減少の流れに歯止めがかかった時、収益は様変わりの好転をたどるはずだ。(株式評論家・隆盛)
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