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2012年12月05日

【株式評論家の視点】インフラ関連株人気に乗る栗本鉄工、需給も好転で新展開を狙う

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 栗本鉄工<5602>(東1)が着実な上昇波動を描き、9月18日の年初来高値298円の更新を射程圏内に捉えてきた。老朽化したインフラの維持・更新関連株が一斉高となる中、水道管を手掛ける同社にも連想買いが回ってきた。ここまで着実な上げをつないできたが、時宜を得た材料を得てストライドを伸ばす局面に差し掛かりつつある。

 評価が見過ごされていた好業績も株価を前進させる強力なエンジンになりそう。今2013年3月期の9月中間決算は営業利益26億3600万円と前年同期比約2.6倍の増益を確保した。期初の予想12億円を14億円も上回るものである。しかし通期の営業利益の増額は40億円から45億円(前期42億3800万円)へわずか5億円の増額にとどめた。パイプシステム事業では鉄管部門が耐震管を中心に順調に推移、バルブ部門も海外向けを中心に高機能バルブの出荷が伸びている。再増額の確度はかなり高い状況だ。

 しかも株価上昇につれ、信用売り残が増加、日証金では連日株不足の状況となっている。株価が上昇すれば、むしろそこから上げに弾みが加わる展開になりそう。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | 株式評論家の視点