ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は5日、5円高の645円と、9月12日につけた上場来安値608円からの底上げが続いている。同社が、グラフィックIPコアを納入している任天堂<7974>(大1)が、12月8日に据置型次世代ゲーム機「Wii U」を国内発売し、11月8日に発売したニンテンドー3DS専用ソフト「とびだせ どうぶつの森」がヒット、品切れが続いていることから、年末商戦期待を高め、同社株に関連株が再燃するとして下値買いが続いているもので、今年11月の今3月通期業績の下方修正も織り込み済みとして評価されている。
「Wii U」は、米国で11月18日に先行発売されているが、発売1週間で40万台を突破、クリスマス商戦でも品薄状態が続く売れ行きとなっている。12月8日に国内で発売されるが、米国に続くヒット観測が強まっている。また「どうぶつの森」も、好調な販売推移から使用するROMカード用半導体の納入が追い付かず品不足状態が続いている。
同社の今期業績は、第2四半期累計業績は、期初予想から上方修正されて着地したが、3月通期業績は下方修正された。次世代LSI開発計画の延期とIPコアライセンス事業の新規ライセンス受注で、一部海外の案件に時間を要するものが発生したことなどが要因となった。純利益は、期初予想の2億2000万円が9000万円(前期比52%減)に引き下げられ連続減益となるが、来期以降の業績持ち直しに期待をつなぐ。
株価は、業績下方修正で上場来安値608円に迫る613円まで200円安したが、「Wii U」の米国発売で底打ち反転した。PERは15倍台、PBRは0.5倍と下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
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