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2012年12月26日

【アナリストの眼】SJI株価に底打ち感、医療関連システム受注、大幅増益

<業績&株価分析>

アナリストの眼 システム開発のSJI<2315>(JQS)の株価が調整一巡感を強めている。底打ち確認して反発の可能性もあるだろう。

 今期(13年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比34.4%増の280億円、営業利益が同2.6倍の30億円、経常利益が同36.3%増の25億円、純利益が同62.3%減の3億円としている。国内医療機関からのシステム開発案件受注、海外システム開発事業でのオフショア開発、石油化学エンジニアリングサービス事業での設備販売などが順調であり、中国事業を強化するため7月に子会社化したSinoCom(香港市場上場)の7〜9月期業績が、第3四半期(10〜12月期)の連結業績から反映する。純利益については繰延税金資産取り崩しによる法人税増加がマイナス要因となる模様だ。

 なお11月27日に第三者割当による取得条項付無担保転換社債型新株予約権付社債(新株予約権の総数25個、発行価額25億円、行使価格または転換価格1株当たり1万2000円)の発行を発表し、12月14日に払込手続きの完了を発表した。中国事業を強化するため業務提携関係にあるSRAに割り当てるもので、手取金はなくSRAからの借入金合計25億円が相殺で消滅する。当該発行による潜在株式数は20万8333株となり、発行済株式数に対して最大25.17%の希薄化が生じる可能性があるとしている。

 株価の動きを見ると、11月下旬に1万円台を回復する場面があったが、反落して安値圏に回帰した。ただし11月15日の年初来安値8500円を割り込まず、12月25日には前日比6.27%高の9490円まで急反発する場面があり、調整一巡感を強めてきた。新株予約権付社債発行に対する反応は限定的のようだ。25日の終値9400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS363円25銭で算出)は26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間200円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万6484円66銭で算出)は0.6倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、12月21日と25日の下ヒゲで調整一巡感を強めている。また週足チャートで見ると、抵抗線の13週移動平均線を試す動きとなってきた。ほぼ底値圏と考えられ、目先の底打ちを確認して反発の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:41 | アナリストの眼