■東証1部銘柄は35%が高い
28日後場の東京株式市場は、ファナック<6954>(東1)が今3月期の業績予想を減額修正して7.0%安となり、相場ムードに冷や水を浴びせたものの、円安基調を好感して日産自動車<7201>(東1)やパナソニック<6752>(東1)は堅調。内需株や材料株もけっこう強く、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が高値に進んだほか、バイオ関連株は連日ストップ高続出となり、DNAチップ研究所<2397>(東マ)やジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>(JQG)などがストップ高。売買代金1位はソニー<6758>(東1)となり連日高値。
日経平均は反落。朝方は2010年4月以来の1万1000円台に乗ったものの、目先的な「達成感」がいわれ、後場は軟調。終値は1万824円31銭(102円34銭安)。
東証1部の出来高概算は30億7214万株、売買代金は1兆9300億円。1部上場1698銘柄のうち、値上がり銘柄数は600(前引けは869)銘柄、値下がり銘柄数は978(前引けは661)銘柄。
東証33業種別指数は9業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がりした業種は、鉱業、その他金融、証券・商品先物、その他製品、小売り、石油・石炭、情報・通信、など。 一方、値下がり率上位の業種は、海運、ガラス・土石、非鉄金属、金属製品、水産・農林、電力・ガス、パルプ・紙、などだった。
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2013年01月28日