■売上高は当初予想通りに進捗する一方で、コスト管理を徹底的に実施
横浜地区を中心として投資用マンションであるグリフィンシリーズの開発・販売、不動産管理事業を展開している陽光都市開発<8946>(JQS)は1日、12年12月期連結業績予想の上方修正を発表した。
売上高は前回予想を8百万円上回る15億94百万円(前回予想比0.5%増)、営業利益は27百万円上回る1億44百万円(同23.1%増)、経常利益は31百万円上回る88百万円(同54.4%増)、純利益は32百万円上回る83百万円(同62.7%増)と利益面での大幅上方修正となった。
修正の理由としては、売上高は当初予想通りに進捗する一方で、コスト管理を徹底的したことで、売上原価、販売費及び一般管理費、営業外費用が予想より削減できたことを挙げている。
11年12月期までは、不良資産の売却により、銀行への返済を推進してきたことで、赤字決算となったが、12年12月期は上述しているように利益面のV字回復で黒字転換を見込んでいる。
その様な状況下で、アベノミクスの具体的な政策の一つに無制限の量的緩和が盛り込まれていることから、同社の事業環境は好転してきているといえる。
決算発表日は、2月15日。今期業績予想次第では、株価の急反発が期待できる。
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2013年02月02日