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2013年02月12日

マーベラスAQL 8日に第3四半期業績の発表と共に、通期連結業績の修正も発表

■オンライン事業の「一騎当千バーストファイト」が好調に売上を伸ばし、「閃乱カグラ NewWave」も順調な立ち上がりを見せる

 マーベラスAQL<7844>(東1)が属するエンターテイメント業界の市場は、矢野経済研究所の調査によると、国内ソーシャルゲームの市場規模が成長を続けており、12年度は前年度比137%の3,870億円、13年度は同110%の4,256億円と成長率は鈍化するものの、今後も拡大基調が予測されている。

 同社は1昨年10月1日付で同社を存続会社とした吸収合併方式により、旧AQインタラクティブ、旧ライブウェアと合併し、セグメントも「オンライン事業」「コンシューマ事業」「音楽映像事業」の3事業に変更している。

 同社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIP(知的財産)を中核としたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでいる。

 その様な状況の中で、8日に第3四半期業績と共に、通期連結業績の修正が発表されている。

 第3四半期連結業績は、売上高121億43百万円(前年同期比93.9%増)、営業利益17億15百万円(同248.0%増9、経常利益16億73百万円(同255.8%増)、純利益13億86百万円(同43.6%減)と売上高、営業・経常利益共に大幅増収増益となっている。最終利益が減益となっているのは前期の合併による負ののれん発生益及び繰延税金資産の計上による影響。

 オンライン事業では、「一騎当千バーストファイト」が好調に売上を伸ばし、「閃乱カグラ NewWave」も順調な立ち上がりを見せた。しかし、スーパークリエイターズシリーズをはじめとした一部不採算タイトルの中止に伴う費用を計上したほか、新規タイトルの開発期間延長等により、当初予定していたタイトルのリリースに遅れが生じている。一方、「ブラウザ三国志」、「ブラウザプロ野球」、「剣と魔法のログレス」等の既存主力タイトルは引き続き好調に推移したことで売上高は52億76百万円、セグメント利益は6億32百万円となっている。

 コンシューマ事業の自社販売部門では、「ルーンファクトリー4(ニンテンドー3DS)」、「閃乱カグラ Burst -紅蓮の少女達-(ニンテンドー3DS)」が、それぞれ好調なセールスを記録し、「牧場物語 はじまりの大地(ニンテンドー3DS)」のリピート受注等も好調に推移した。受託開発部門も、ソニー・コンピュータ・エンタテインメントの「SOUL SACRIFICE(PS Vita)」の受託開発が順調であった。アミューズメント部門も、キッズアミューズメント筐体「ポケモントレッタ」の好調な稼働が続いたことから、売上高は44億63百万円、セグメント利益は11億96百万円であった。

 音楽映像事業の音楽映像制作部門は、テレビアニメ「スマイルプリキュア!」や「映画プリキュアオールスターズNewStageみらいのともだち」等の主力シリーズの音楽・映像商品が大きな収益貢献となり、音楽配信収入や旧作商品の受注も堅調に推移した。ステージ制作部門は、「ミュージカル『テニスの王子様』」は95公演分の実績を計上したほか、関連DVDの販売も好調に推移した。また、人気ゲームを原作とした「ミュージカル『薄桜鬼』斎藤 一 篇」や前期における公演で好評を博した「VISUALIVE『ペルソナ4』」の第2弾公演を開催し、観客動員も順調に推移した。結果、売上高は24億3百万円、セグメント利益は5億38百万円となった。

 事業は順調に推移しているが、オンラインゲームの一部にタイトルのリリースに遅れが生じたことと繰延税金資産の計上により、通期連結業績予想の修正が発表されている。

 3月期通期連結業績予想は、売上高が前回予想を15億円下回る170億円(前期比63.1%増)、営業利益は当初予想通りの22億円(同110.6%増)、経常利益は20百万円上回る21億50百万円(同109.7%増)、純利益は繰延税金資産を計上することにより前回予想を4億60百万円上回る17億50百万円(同50.5%減)を見込んでいる。

 株価の動きを見ると、10月19日の第2四半期累計業績の増額修正、10月25日の東証1部市場指定替え発表を材料視して、11月1日に年初来高値2万8000円まで急騰した。短期的な過熱感を強めたこともあり、その後は12月4日に2万4000円まで調整するなど上げ一服の展開だったが、12月末には3万円台となり、年が明けると再度過熱感を強め2月4日には年初来の最高値4万3450円を付けている。

 株価が急騰している場面での売上の下方修正、最終利益の大幅上方修正発表となっている。市場はどのように評価するか判断が待たれるところであるが、基本的には同社の大幅増収増益基調に変化は無い。

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