株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2013年02月15日

【狙い場・買い場】最高値後のオーウイル調整良好、最高業績に高配当、PER10倍

狙い場・買い場 オーウイル<3143>(JQS)は、今年2月5日に上場来高値742円まで買い進まれスピード調整中だが、今3月期純利益の2期ぶりの過去最高更新や期末の30円高配当取りからなお上値拡大余地が見込まれる。今期第3四半期(3Q)の高利益進捗率業績から3月通期業績の上ぶれ期待が根強いこともフォローの材料となろう。

 同社は、食品原材料・資材を輸出入、国内販売する食品専門商社で、乳酸菌、ビタミンC、マンゴー加工品などの特定分野ではシェアトップを誇り、昨年夏の猛暑で清涼飲料やアイスクリームなどの夏場商品が好調に推移したことを受けて、糖類、機能性食材、果肉缶詰などの販売が伸び、さらにアイスクリームメーカーのサンオーネストの完全子会社化や米国会社買収などによるグローバル展開や複合機能化を進めたことも加わって、今期業績が期初予想ペースを上回って好調に推移している。

 第2四半期累計業績が、経常利益で期初予想を9400万円、純利益で7600万円それぞれ上回って着地したあと、今年2月12日開示の3Q業績は、前年同期比4%増収、11%経常増益、2.6倍純益増益と大幅続伸、経常利益は、9カ月実績で期初予想の年間予想をすでに400万円、純利益は、1300万円上回る高利益進捗率となった。とくに純利益は、前期計上の貸倒引当金繰入額やクレーム補償費などの特別損失が一巡して期初予想では、2億1000万円(前期比32%増)と急回復が予想されているが、3Qの大幅続伸からさらにV字回復期待が強い。

 配当も、30円の高配当を安定継続して配当利回りは4%を上回っており、期末に向けたこの高配当利回り買いとPER10倍台の割安修正とが相乗しなお上値追いに拍車をかけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | 注目銘柄