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2013年02月18日

陽光都市開発 前期12年12月期連結業績は減収ながら大幅増益で黒字転換

■「ストック型フィービジネス」を主力とした事業構造への転換を図る

 横浜を中心に投資用マンション「グリフィンシリーズ」の開発を手掛ける陽光都市開発<8946>(JQS)は、事業の軸足を不動産管理業に移し、事業再建を確実にするための基盤づくりを行う中で、前期12年12月期連結業績を発表した。

 売上高15億94百万円(前年同期比62.6%減)、営業利益1億44百万円(前年同期△2億94百万円)、経常利益88百万円(同△4億44百万円)、純利益83百万円(同△4億86百万円)と計画通りに減収ながら大幅増益で黒字転換を実現した。

 減収となったのは、開発物件が1棟43戸と前年に比較し減少したことによる。

 利益面については、前年赤字であった不動産販売事業で営業利益6百万円を確保したことに加え、不動産管理・賃貸・仲介事業で利益を積み上げたことから大幅増益となり、黒字転換となった。

 今期については、安定した収益が見込める不動産管理事業等「ストック型フィービジネス」を主力とした事業構造への転換を図っていることから、安定的な収益を確保できると見ている。不動産販売事業については、今期は完成物件が無いため売上を見込んでいないが、14年12月期以降の販売用物件確保に向けて、事業用地の仕入を積極的に行っている。

 負債は、前連結会計年度末から2億61百万円減少し、18億63百万円となり、純資産は83百万円増加し、1億25百万円となったことで自己資本比率は1.9%から6.3%へと改善している。

 今期連結業績予想は、売上高10億53百万円(前期比33.9%減)、営業利益1億21百万円(同16.1%減)、経常利益71百万円(同19.7%減)、純利益65百万円(同22.1%減)と減収減益だが、2期連続の黒字を見込む。

 前期で黒字化したことで、事業基盤は確立されたことから、再建計画は順調に推移している。今期も2期連続の黒字見通しで、事業拡大への道が近づいてきている。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:04 | 決算発表記事情報