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2013年02月26日

【株式評論家の視点】コマツは来期の増益転換を見据え、出直り色を強める方向に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 コマツ<6301>(東1)に個人投資家の押し目買い人気が強まってきている。今2013年3月期の減額修正を飲み込んで2月6日に2507円の高値を示現し調整に入っている局面。

 建設・鉱山機械の世界最大手である米キャタピラーの2012年12月―2013年1月の世界機械販売が4%減となったことを受け、目先筋の売りが広がり押し目を広げたが、そこですかさず買い物がボリュームアップしてきた。まだ外部環境に振り回されるあたり、戻りは本格的な段階には至っていないが、次第に出直りは力強さを増す方向が予想される。

 中南米やオセアニアで鉱山機械が好調に推移したものの、インドネシアの石炭鉱山向けの需要が急減。中国の建設機械需要の低迷も長期化し、今期の営業利益は2220億円(前期2496億円)へ減額修正された。しかし、来期は日本や北米が底堅く推移するほか、中国の需要の底打ちがされることなどから増益転換が想定されている。来期の好業績をしっかい見据えたかたちで、出直り相場の色合いを強くしていく方向が予想される。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | 株式評論家の視点