■1月末から調整基調だが下値は固い
味の素<2802>(東1)は27日の大引け後、自己株式4397万株(消却前の発行済み株式総数の約6.5%)を3月11日付けで消却すると発表した。6.5%の割合は、自己株消却を発表するケースの中で大きい印象があリ、株式価値の向上効果が期待される。
本日の株価終値は1211円(2円安)。1月末に1265円の高値をつけ、調整基調だが、下値を2月中旬の1163円として持ち直している。環太平洋経済連携協定(TPP)関連銘柄が動意づく中で、出遅れ物色が波及する可能性が言われている。
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2013年02月27日