
同社は、日本発の「細胞シート工学」を基盤技術とし、従来の治療法では治癒できなかった疾患や障害を治す「細胞シート再生医療」の世界普及を目指し、再生医療支援事業、細胞シート再生医療事業を展開している。
前2012年12月期は営業損失8億4600万円と、前々期の14億1800万円の損失から、損失幅は大きく縮小した。そして今2013年12月期は営業損失2億4500万円と、損失幅縮小の流れが続く。今期は細胞シート再生医療事業で、事業提携にかかる一時金の収益計上などが寄与するもの。前半は4億3500万円の損失が想定されており、後半は1億9000万円の黒字計上となり、これは画期的なことである。株価の見直しを誘引していくことになりそう。(株式評論家・隆盛)
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