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2013年03月01日

【株式評論家の視点】急伸のセルシードはバイオ関連人気、今期後半は黒字確保の見通し

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 セルシード<7776>(JQG)が出直り色を強めてきた。バイオ関連株の人気再燃を背景に見直し人気が流入してきている。1月29日に1349円の高値を示現したが、この時は移植用「角膜内皮再生シート」に関する特許が韓国で成立する見込みとなったとの発表が手掛かり材料になった。

 同社は、日本発の「細胞シート工学」を基盤技術とし、従来の治療法では治癒できなかった疾患や障害を治す「細胞シート再生医療」の世界普及を目指し、再生医療支援事業、細胞シート再生医療事業を展開している。

 前2012年12月期は営業損失8億4600万円と、前々期の14億1800万円の損失から、損失幅は大きく縮小した。そして今2013年12月期は営業損失2億4500万円と、損失幅縮小の流れが続く。今期は細胞シート再生医療事業で、事業提携にかかる一時金の収益計上などが寄与するもの。前半は4億3500万円の損失が想定されており、後半は1億9000万円の黒字計上となり、これは画期的なことである。株価の見直しを誘引していくことになりそう。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:52 | 株式評論家の視点