『アメリカ景気に爆弾か』=2日、アメリカの強制歳出削減が決まった。これから10年間で約110兆円の歳出がカットされる。2008年のリーマンショックに続くユーロ不安から金融緩和の大判振る舞いの結果、これ以上の財政悪化には耐えられないということだろう。
今のところ、これまでの政策効果で景気は強く、NYダウも高値圏にある。しかし、これから政府部門に多くは期待できないから民間部門がそうとう頑張らないと景気を支えることは難しくなる。
日本にも軍事関連費の肩代わりなども出てきそうだ。直ちに景気悪化とはならないだろうが、アメリカが景気に対し爆弾を抱えたことは頭に入れておくことが肝要だろう。
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2013年03月03日