■東証1部銘柄は76%が高い
6日後場の東京株式市場は、旭化成<3407>(東1)や信越化学工業<4063>(東1)が一段高になるなど、出遅れ業種の中から動意を強める銘柄がみられ、前場に上げた輸出関連株や不動産、小売り、証券・銀行株なども堅調持続。倉庫株の軽量銘柄として安田倉庫<9324>(東1)が急伸し、第3四半期決算が好調の東建コーポレーション<1766>(東1)も高値更新。中国の大気汚染で警戒される微小粒子状物質「PM2・5」を材料に、防塵マスクの興研<7963>(JQS)がストップ高となり、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)もストップ高。シャープ<6753>(東1)は売買代金・出来高ともトップ。
日経平均は3日続けて2008年来の高値を更新。午後は一段ジリ高となり、終値は1万1932円27銭(248円82銭高)。2008年9月25日以来の1万1900円台を回復。
東証1部の出来高概算は29億9129万株、売買代金は2兆194億円。1部上場1701銘柄のうち、値上がり銘柄数は1294(前引けは1215)銘柄、値下がり銘柄数は304(前引けは337)銘柄。
東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、小売り、倉庫・運輸、情報・通信、サービス、など。
一方、値下がりした業種は、パルプ・紙、水産・農林、だった。
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2013年03月06日