6日後場は、日立製作所<6501>(東1)が3.9%高、ソニー<6758>(東1)が2.6%高など、一段強張る相場になり、輸出関連株が引き続き堅調。三井不動産<8801>(東1)などの不動産株はややダレ模様に転じたものの、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は一段強含み5.6%高、ファーストリテイリング<9983>(東1)も一段強含み8.1%高。シャープ<6753>(東1)は韓国・サムスン電子からの出資観測報道を好感して急伸し、14.1%高となり、出来高・売買代金ともトップ。
中国の大気汚染で警戒される微小粒子状物質「PM2・5」を材料に、防塵マスクの興研<7963>(JQS)と重松製作所<7980>(JQS)、東京都の観測事業を受託した環境管理センター<4657>(JQS)がストップ高。
イー・ガーディアン<6050>(東マ)はパソコンの遠隔操作・なりすまし事件を題材に20.0%高となり高値を大幅に更新、クリヤマ<3355>(東2)は人工芝で五輪招致関連と4.3%高の戻り高値。
東証1部の値上がり率1位は神栄<3004>(東1)の39.8%ストップ高が入りTPP(環太平洋パートナーシップ協定)関連株のひとつとされたほか「PM2.5」測定器もあるとされて高値更新、2位は新日本科学<2395>(東1)の24.9%ストップ高となり仕手色強くiPS細胞研究で京大との提携を引き続き材料に連日大幅高、3位は安田倉庫<9324>(東1)の21.1%高となり含み資産を評価とされて連日高値となった。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!




2013年03月06日