■東証1部銘柄は45%が高い
7日後場の東京株式市場は、日経平均が1万2000円を回復したためか、達成感から利食いに押される銘柄も拡大。引き続き材料株物色が活発な中で、不動産株では三菱地所<8802>(東1)が高い半面、三井不動産<8801>(東1)は軟化。証券株では大和証券グループ本社<8601>(東1)が高い半面、野村ホールディングス<8604>(東1)は軟調。シャープ<6753>(東1)も反落。なかで、微小粒子状物質「PM2・5」関連株は依然、強いまま、測定器を取り扱う神栄<3004>(東1)が28.3%ストップ高。東京都から測定を受注の環境管理センター<4657>(JQS)は15.2%高で6日連続ストップ高。売買代金1位はソフトバンク<9984>(東1)となり小幅安。
日経平均は3日続けて2008年来の高値を更新し、一時08年9月以来の1万2000円台を回復。終値は1万1968円08銭(35円81銭高)。
東証1部の出来高概算は31億9077万株、売買代金は2兆1705億円。1部上場1701銘柄のうち、値上がり銘柄数は765(前引けは934)銘柄、値下がり銘柄数は817(前引けは639)銘柄。
東証33業種別指数は19業種(前引けは23業種)が値上がりし、高い業種は、ゴム製品、鉱業、その他製品、繊維製品、医薬品、水産・農林、食料品、など。
一方、値下がり率上位の業種は、銀行、倉庫・運輸、建設、鉄鋼、ガラス・土石、その他金融、情報・通信、など。
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2013年03月07日