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2013年03月08日

【株式市場】円安など好感し日経平均はリーマン・ショック直前の水準を回復

■東証1部銘柄は67%が高い

 8日前場の東京株式市場は、円安の再燃に加え、カラ売り規制の緩和方針が伝えられたことなどを好感し、輸出関連株から内需関連株まで軒並み高。カラ売りが増えれば、その後は買い戻しによる一段高の要因になると前向きの受け止め方が多く、日経225先物主導で全体が上げる印象もあった。売買代金1位はファーストリテイリング<9983>(東1)の約8%高で、日経平均との相関度の強さも材料視。自動車株ではホンダ<7267>(東1)などが高値を更新し、1月決算が好調だった積水ハウス<1928>(東1)も高値更新。「PM2.5」関連の環境管理センター<4657>(JQS)はストップ高。日経平均は5日続けて高値に進み、前引けは1万2219円11銭(251円03銭高)。2008年リーマンショック直前の水準(9月12日の終値1万2214円76銭)を回復した。

 東証1部の出来高概算は、先物・オプションのSQ算出日でもあり、31億9976万株、売買代金は2兆7507億円。1部上場1703銘柄のうち、値上がり銘柄数は1133銘柄、値下がり銘柄数は427銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、その他金融、海運、不動産、機械、など。半面、値下がりした業種は、電力・ガス、空運、水産・農林、だった。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:56 | 市況・概況