■東証1部銘柄は76%が高い
11日後場の東京株式市場は、引き続き輸出関連株から不動産・証券・銀行株などまで軒並み高のまま推移し、材料株物色も活発。大和証券グループ本社<8601>(東1)や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の値上がり率が6%を超えるなど、日頃は値動きの目立たない銘柄も値幅を拡大。三井不動産<8801>(東1)などの大手不動産株のほか、含み資産株を買う動きに乗り、東日本旅客鉄道<9020>(東1)や東京急行電鉄<9005>(東1)などの鉄道株も軒並み高値。エスプール<2471>(JQS)は人材需要回復期待などからストップ高、協和コンサルタンツ<9647>(JQS)もストップ高。
日経平均は8日続伸となり、6日続けて高値を更新。終値は1万2349円05銭(65円43銭高)。2008年9月以来の水準を連日更新。
東証1部の出来高概算は45億8750万株、売買代金は2兆8464億円。1部上場1703銘柄のうち、値上がり銘柄数は1292(前引けは1423)銘柄、値下がり銘柄数は336(前引けは211)銘柄。
東証33業種別指数は前引けと同数の31業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、銀行、証券・商品先物、保険、陸運、倉庫・運輸、その他製品、卸売り、など。一方、安い業種は、食料品、ゴム製品、だった。
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2013年03月11日