■東証1部銘柄は42%が高い
12日前場の東京株式市場は、円安を背景に輸出関連株や景気敏感株が強く、日経平均は7日連続で2008年来の高値を更新。3日連続高値のホンダ<7267>(東1)に続きトヨタ自動車<7203>(東1)なども高値に進み、鉄鋼株も軒並み高。ソニー<6758>(東1)は高値まで1円に急接近。バイオ関連株人気が再燃し、医療機関が細胞培養などを企業に委託できる規制緩和方針を好感しアンジェス MG<4563>(東マ)や免疫生物研究所<4570>(JQG)などの出直りが急。日経平均は9日続伸基調となり、7日連続で高値を更新。前引けは1万2391円84銭(42円79銭高)。
東証1部の出来高概算は24億2298万株、売買代金は1兆4762億円。1部上場1704銘柄のうち、値上がり銘柄数は710銘柄、値下がり銘柄数は858銘柄。
東証33業種別指数は22業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、電気機器、その他金融、卸売り、保険、繊維、など。半面、値下がりした業種は、倉庫・運輸、石油・石炭、食料品、などだった。
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2013年03月12日