<銘柄の見所>
クレディセゾン<8253>(東1)が人気を取り戻しつつある。値嵩株と言うハンディがあるためか、アイフル<8515>(東1)をはじめとする消費者金融株に人気面では差をつけられていたが、それが逆に出遅れ人気を呼び込みここ動意を強めている。
堅調な個人消費を背景にカードショッピング収益が伸長するほか、キャッシング残高の落ち込みに徐々に歯止めがかかり、カードキャッシングの減収幅が縮小しつつある。債権良質化の進展で貸倒引当金繰入額も減少、今2013年3月期の純利益は305億円と前期の94億円から様変わりの好転が見込まれている。
カードキャッシング収益の落ち込みに歯止めがかかるほか、会員基盤の拡充や決済市場の拡大で、カードショッピング収益が伸長するため、来期も利益続伸が有力だ。買い残減少、売り残急増で取組みは売り残56万株、買い残18万株と大幅な売り長状態に転じてきた。需給も株高を後押しすることが予想される。(株式評論家・隆盛)
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2013年03月13日
【株式評論家の視点】人気復活のクレディセゾン、消費者金融株での出遅れを一気に取り戻しへ
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51
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